2011 08-05

石の会だよ百回


石の会という句会がある。同級生の方々が毎月飲もうという会だったそうなのだが、どうせ集まるのなら何かやろうと俳句を始めたそうだ。その会が7月31日に百回目を迎えた。
私は少し年下なのだが、宗匠を頼まれた女性の方のご縁で参加させていただいている。有難うございます。
百回というと月一回で9年目ということになる。社会のそれぞれの分野で第一線だった方々の句は個性的だ。第百回の高得点句から掲載させていただく。

幾万のいのちの灯火蛍飛ぶ 泰山
とぼとぼと重き足取り滲む汗 鳥閑
つかの間の帰宅や汗の防護服 摩天
汗拭い見上げる空の青さかな 素頓
原の汗ニッコウキスゲを渡る風 一兎
毛先から汗飛び散らし夢中の子 惟波(麻入汰)
汗を拭く少年今や大投手 一桂
ハイビジョン飛び散る汗も美しく 鈴蘭

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