3月22日てっ仙会能楽堂で「青葉の会」が催されました。
演目は能「熊野(ゆや)」と素浄瑠璃「三十三間堂棟由来」でした。
長き間生きている芸の重み、荘厳さ、生の迫力を感じました。
浄瑠璃を能舞台で鑑賞できたのも幸いでした。ちょうど落語「寝床」に出てくるところです。
てっ仙会研究所の前のビルは カルティエで、斜め前は プラダです。
浜松の聴涛館での藤舞会 踊り初め に出していただきました。去年の浴衣浚いに次いで二度目です。
長唄藤娘より 男心 を 踊らせていただきました。
いろいろと勉強させていただきました。
赤坂の某所で句会がありました。その名をかぞの会、星野高士先生を崇敬する会です。
兼題が「スケート」、「雪折れ」、「雑煮」です。
【高得点句など】
雪折れや小さき松のすくみ立つ
深山に雪折れの音響きけり
初詣帰りめでたき落語聞く
雪折れの間から星座をかぞえをり
金箔を凛と戴く雑煮かな
故郷とスケート靴は遠くなり
軒端の竹音すれば雪折れぬ
雪折れの枝や東を指して落つ
〔私が特選にとった句〕
日本に敬語ありけり雑煮椀
〈一桂作〉
雑煮椀埃をはらひ身を清め
マンションの狭き部屋にも雑煮かな
雪折れの枝を思わず髪に挿す
手すりから離れられないスケート場