星野高士先生の句集「顔」(角川書店)出版記念祝賀会に出席させていただいた。
句会に続いてパーティーがあり、句会から参加させていただくことにした。ちょっと場違いかと思ったが度胸を決めて伺った。
句会の会場に入ると、やはりたいへん優雅で気高い感じがして小さくなって座っていた。
すると、隣に神田陽子先生がお座りになって心底ほっとした(陽子先生も十分に優雅で気高いが)。
大人数での句会というのを初めて経験させていただき、いろいろと勉強になった。
皆様の句は言葉の意味を深く使っていらっしゃる。
私の句は、「蟻一匹休まず歩く登り坂」をどなたかお一人に取っていただいた。
パーティーでは、発起人の方々の面白い話やそうそうたる方々の祝辞が続いた後いきなりの順番で指名された。
何を喋ったかはひみつ...
先生、御母堂様の椿先生のお人柄を反映した楽しい会だった。
椿先生は7月から一年間、皇潤のコマーシャルに出られるそうだ。
顔を出す人となりたや皐月晴れ 一桂
今日は石の会という句会に参加させていただきました。
毎月飲もう、どうせ集まるのなら俳句をやろうという素晴らしい会です。
季節もいいので、まず新宿御苑を散策しようということになりましたが、私は途中参加で携帯電話を忘れたので、とうとう御苑内で巡り会うことができませんでした。
皆様を捜しているうちにかなりぐるぐる歩き回り、
知る人がどこに居るかやつつじさん
緑立つ池面にうつす艶姿
の二句を詠みました。
天気もよく老若男女、多国籍の人々がくつろいでいました。
写真は、携帯を忘れた間抜けな私に、撮った写真を送ってくださいました 鈴蘭様の池のほとりから望む風景 と 泰山宗匠様のハンカチの木。
場所を近くの店に移し、4月の兼題「夜景」で投句、コメント済みの句を検討しました。
最高得点句は
春月夜敷石光る深き路地
私の句で次の句は得点を頂きました。
杯洗に憂きこと流す春の夜
一面の花屑濡らす夜の雨
山頂に夜景大きく暮の春
佃に芸協「だくだく会」で俳句の吟行に行きました。
江戸開府の歴史を知る佃を散策させていただきました。
佃島へは佃大橋が昭和39年にできるまで、隅田川を佃の渡船が通っていました。
落語「佃祭り」は渡船が沈んでしまって...という噺です。
佃煮の元祖、天安さんの前を通るといいにおいがしました。
高層ビルが立ち並び、江戸から今への変化を見ることができます。
次の句を出しました。
連翹は古の江戸を語りをり
緑立つ日本の行く末見据えをり
優美なり榊の花を教へる手
陶製の額凛然と見守りて
ゆったりと力強けり春の川
花の傘江戸誕生を探りをり
用があり途中で失礼したのですが、句会の結果をお知らせくださいました。有難うございます。
連翹は古の江戸を語りをり
に三点頂きました。江戸を→江戸と直して頂きました。
花の傘江戸誕生を探りをり
に六点頂きました。
陶製の額凛然と見守りて
に一点頂きましたが、季語がありません...
他の方の句につきましては、またここに書き足します。
参加させていただきまして有難うございます。
教えていただいて有難うございます。