2011 10-11

可喜庵


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鶴川の可喜庵というサロンがある。鈴木工務店さんのご先祖が江戸時代末期に隠居小屋として建てたものだそうだ。

可喜庵で山崎倖子さん[http://www5b.biglobe.ne.jp/~suminoe/] の墨の絵の展示会が 10月7日〜13日まで開かれている。
9日、落語&ギャラリートークが催された。

まず茅葺屋根に思わず息をのんだ。一歩入ると木のにおい。右側の部屋には山崎さんの作品が展示されている。
墨の絵の中に強い主張と安らぎを感じた。

左側の部屋に高座と客席をセットしていただき落語の空間となった。
空間と間をテーマに噺と話を進めてお客様と時間を共にした。

ギャラリートークでは山崎さんの絵を観ながら山崎さん、亭主の鈴木さんと空間についての語り合い。
絵を描くこと、家を建てること、噺をすることは空間をつくることなのだ。

可喜庵で山崎さんの絵をぜひ御覧ください。安部昌臣さんの照明がまた美しいです。

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